タイ・バンコクゴルフレッスンBLOG

体重移動を考える

練習場でボールが真直ぐ行くのに飛距離が極端に出ない人がいます。一見正しい体の使い方をしているように見えますが、実は体の使い方が根本的に間違っている場合が多いのです。今回は飛距離を出す正しい体重移動をお伝えしたいと思います。

殆どの人は飛ばそうとして上半身つまり腕力でスウィングしています。それも力が入り過ぎて振り子でクラブを振ることが出来ないのです。

体重移動は飛距離を出す最大要因ですのでしっかり確認して下さい。アイアンを例にとって進めていきますが、まずスタンスは肩幅程度で、体重配分は左右50%ずつ、頭=軸はボールの上にあります。バックスウィングの開始と同時に右軸=右足に体重を移動します。ポイントは移動をスムーズに行うことです。バックスウィングの開始と同時に左足を上げて右軸に乗せる練習は効果的です。

この時注意しなければならない点は、セットアップポジション事(ボールに向かって構えた時)に丸い筒の中に自分がスッポリ入っているイメージが必要になります。何故なら体重移動をすることは、直線的に体重が動いてスウェーになりやすいからです。体全体が右に来て左に行きながら打つショットは最悪の状態でインパクトするため当たらない、当たっても飛ばない結果となります。

丸い筒の中でスウィングするイメージは大変重要なことです。まずは頭からへその正面軸が維持されることになりますからミート率は格段にアップします。

このように左右50%の体重配分を右に移動しながらトップオブスウィングが出来上がります。背中は飛行線に対して90度、腰は上体の回転に伴い約45度以内になります。この時の体重配分は90%以上右にかかっていなければなりません。ボールを打つための準備だからです。

トップのポジションは、蕎麦屋の出前形になっています。肩の上に手がありダウンスウィングの切り返し動作と共に手が真下に下がりながら体重が左に移っていきます。インパクトは左に乗った後になります。

この切り返し動作と左軸への移動が正しく行われない場合は、タイミングが狂ったようなスウィングになりクラブが上手く振れません。トップでしっかり右に乗った体重は、腰の回転(ヒップターン)と共に左軸に移るのですが、この部分が上手く出来ない場合が殆どのミスに繋がっているように思います。

一般的なアマチュアゴルファーの場合右軸から左軸への移動は体重の50%~60%と言われています。これが上級者やプロの場合100%以上になります。この100%という数字は自分の体重のことで、右軸に乗っていた体重を腰の回転(ヒップターン)により一気に左に移すことを言います。ヘッドスピードの早いプロは140%にもなると言います。

つまり一般的アマチュアゴルファーは左右50%ずつの体重配分をスッと右に移すこともせず、トップでの配分が未達状態のままダウンスウィングに入っていることになります。もうここまで説明すればお分かりだと思いますが、ボールを打つための体重移動を正しく行わないということは、打つための勢いがつかないこと、ダウンスウィングで加速感が出せないことになるのです。

そのためにインパクトゾーンでは失速したようなヘッドスピードしか出ないのです。加速したインパクトゾーンでボールをヒットするためには回転による絶対的な体重移動が不可欠なのです。

この正しい体重移動にヘッドが走る手首の使い方、ヘッドターンが必要になってきます。腕力=上半身スウィングの場合手首がロックされていますから手の動くスピードとボールを打つヘッドのスピードはあまり変わりません。

ヘッドターンを積極的に行うことでヘッドが走ることになります。体をあまり使わない必要最小限の動作で方向性と飛距離を出すことが可能になるのです。
スポンサーサイト