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タイ・バンコクゴルフレッスンBLOG

ゴルフコース考察 その1

皆さんの質問の中で一番素晴らしいコースはどこですか?というのがあります。この質問には答えに窮します。

食べ物や景色もそうですが、美味いや素晴らしいという基準は個人差もあり中々難しいものです。ゴルフコースも各々特徴がありますのでランクを付けるのは中々難しいと常々思っています。

私達が日頃プレイしている環境は素晴らしいコースばかりです。1990年代の世界的ゴルフ開発ブームによりアメリカンスタイルのコースが多くオープンしました。

アメリカンスタイルと言いますのは、イギリスからアメリカまたはその他の諸国に伝播されたゴルという文化を、発祥地の形態とは異なった形で開発・進化したものを指します。アメリカの場合ゴルフを産業として確立し、全米で約18,000ヶ所以上のゴルフコースを有しています。

発祥の地イギリスは3,000弱のコースがあり、その殆どが近年開発されたものではなく100年以上の歴史を持っています。一番古いコースは1550年代に既に開発されています。イギリスのコースはその開発地域が陸と海の境目にあります。それが「リンクス」の由来です。

日本やタイでも1900年代初頭にはすでにコースが存在しており当時のコースはアメリカというよりイギリス風のコースだったと聞いています。イギリス風のコースとはゴルフコースをすべて管理するのではなく、必要最小限の芝管理、つまりグリーンが最優先、次にティインググラウンド、フェアウェイという順序でラフやその他の場所は自然のまま、手つかず状態の管理様式なのです。

毎年開催される世界4大トーナメントでその違いをはっきりと確認することができます。ゴルフの祭典マスターズがアメリカンスタイルのゴルフコースの代表格で、発祥地スコットランドで開催される全英オープンとは全く違うコース仕様がなされています。

発祥地スコットランドはラフなどは自然の状態に近い管理ですから見た目も自然です。一方アメリカンスタイルは私たちが日常目にしている綺麗なレイアウトや芝生の管理がなされています。

アメリカンスタイルはゴルフをスポーツというよりレジャーやゲーム産業と捉える傾向がありますので、カートを積極的に導入したり、カートにGPS環境のナビゲーションを設置したりしています。

ゴルフは健康のために歩くから良いなどと言ってられません。カートは強制ですというコースも最近は随分と増えてきました。

確かにゴルフを産業化させ一大発展を遂げさせたのはアメリカです。日本もこの傾向にあるのは間違いありません。しかしながらアメリカの場合は石だらけの荒野を緑化するという大義があって開発されましたが、日本の場合は平地が少ないため山を削ってとんでもない地形にゴルフ場開発をしてきました。

ゴルフブームが去った今、急ごしらえの多くのコースは経営が行き詰まり閉鎖されています。そんな日本には2400ヶ所以上のコースがあります。

現在世界中で35,000ヶ所以上のコースがあります。アメリカだけでその半分を占めます。イギリスと日本で5,000ヶ所以上で、次にカナダやオーストラリアが続いています。

これらの国のゴルフコース開発コンセプトは其々ですが、山岳地のゴルフコースは日本が一番多いと思います。平坦な所でプレイしている人には丘陵地はアップダウンがあって新鮮でしょう。しかし山岳コースと言われるコースでは歩けない人が増えています。

ゴルフの原点「歩いてプレー」できるコースが年々少なくなっているのが残念です。
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