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タイ・バンコクゴルフレッスンBLOG

ゴルフコースの地盤沈下

「プレイ中にゴルフ場で出来た穴に転落し死亡した事故」を2009年4月3日付当BLOGでお知らせしました。

事故の調査結果をおしらせします。(5/23 朝日新聞電子版)

北海道安平(あびら)町のゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で今年4月、札幌市の主婦がフェアウエーの深さ約5メートルの穴に転落死した事故で、この穴が出来たのは、地下水が盛り土を浸食したことによって土砂が流出したためだったことがわかった。道警が21、22の両日、室蘭工業大の木幡行宏准教授(地盤工学)の立ち会いで調べた。

同准教授らによると、穴を重機でさらに約5メートル掘ったところ、硬い地層があり、盛り土との境界に直径数センチの水の「通り道」があった。この「通り道」を大雨や雪解け時に水が勢いよく流れ、盛り土を浸食。空洞が広がり、土そのものの重みで崩壊が進んだとみられるという。

という結果でした。

やはり浸食されやすい火山灰土壌を盛土していたため、地下の見えないところで浸食が進み大きな事故につながったようです。あらためて今後事故が再発しないような対策が急がれます。


一方バンコク周辺のゴルフコースではどうなのでしょうか?

バンコク周辺は川の下流に位置する扇状地で平坦な土地です。火山系土壌ではなく粘土系土壌が多いようです。

平坦地で平面的なコースを造っても、単なる河川敷コースになりますので、池を多用しています。掘削した土壌は盛土してコース内にアンジュレーションをつけています。

造成したコースは経年化するにつれ、多かれ少なかれ地盤沈下がおこります。クラブハウスの基礎部分の地盤が沈下しているのは、タイのゴルフコースでよくみられる光景です。タイのコースはこれらは修復せず放置していますので景観的に見栄えがよくありません。タイ人はこのようなことが気にならないのでしょうか。

コース内でもグリーンやティグラウンドが沈下しているようです。これらは修復している箇所もありますが、フェアウェイやラフはそのままになっています。特にスプリンクラー周辺やマンホール周辺の沈下が目につきます。

気をつけなければならないのは、ラフなどです。半径30-50cmくらい地盤が沈下していることに気づかず足首を捻挫することがあります。30-50cmのくぼみは乗用機械で管理ができません。手で芝を刈る作業が必要になります。自然に放置されるようになりラフが伸びてしまうのです。

過去に経験がありますが、穴がないと思って前を向いて歩いていて突然バランスを崩すことになりますのでボール探しにも注意が必要です。
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