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タイ・バンコクゴルフレッスンBLOG

1957年 第5回カナダカップ開催

1957年ゴルフの国際イベントのカナダ・カップ(ワールドカップ)が、日本で初めて開催されました。

埼玉県の霞ヶ関CC東コースがその舞台でした。初めて日本で開催された世界大会で、優勝候補筆頭のアメリカチームに9打差の大差で日本チームが優勝しました。日本チームは小野光一プロと中村寅吉プロのコンビでしたが、団体で初優勝しました。

個人戦でも中村寅吉プロが優勝、小野光一プロが5位という結果でした。この快挙がきっかけとなり、日本の人々にゴルフが紹介され、ゴルフブームに火がついたのでした。

日本のゴルフブームは現在一般大衆に裾野を広げていますが、ここまでゴルフが浸透普及する原点が1957年カナダカップと言っても良いでしょう。

また、日本で初めて試合の模様がTVで放映された大会で、撮影機器が不足している為進駐軍から協力してもらったと言います。撮影はリヤカーで移動し、18Hを回ったそうです。

この大会には30カ国から60名の選手が参加しました。其々の国を代表する選手たちです。50年前の大会に参加した選手たちは、もう高齢になっているはずです。

話は変わりますが、5月6日から始まったTVレッスン「コンファーナゴルフ」(ゴルファーへの贈り物)は順調に推移しています。次回レッスンのVIDEO撮りは26日です。バンコクからちょっと離れていますが、ナコンナヨックにあるロイヤルヒルズ・リゾートで行なわれます。

今回のゲストは、1957年のカナダカップ(ワールドカップ)に出場した経験を持つ方です。タイ人プロのマノップ・タパビブーンさんです。シニアプロの彼は現在78歳です。お父さんから9歳でゴルフを教えてもらい、タイ王室の方々にもレッスンをしてきたそうです。マノップさんは、タイのゴルフ史ともいえる方です。
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1957年のカナダカップには、弟のウタイさんと共に出場したそうです。先日食事をしながら当時の日本のことや、霞ヶ関CCの思い出を語ってもらいました。29歳の時だったそうですが、箱根の温泉が素晴らしかったと話しておられました。(混浴には驚いたそうです)

今回タイゴルフ界の重鎮であるマノップさんを番組にお呼びして、レッスン番組が出来ることを光栄に思います。8月26日が楽しみです。

その様子は後日お知らせします。
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韓国人プロの強さの秘密

すごく強い!

先日女子のメジャー大会である全英リコー女子オープンの最終日の話です。

前日まで首位を走っていた不動選手が最終日にスコアを伸ばせず、代わって韓国人プロ申智愛(シン・ジエ)20歳がスコアを伸ばして大逆転し、メジャータイトルを手に入れました。

韓国人プロは何故こんなに土壇場で強いゴルフが出来るのでしょうか?

答えは一言で済む話ではないでしょうが、ゴルフ技術は当然のことながら、精神面での強さが日本人と圧倒的に違うと言うことではないでしょうか。ここ一番で最高の技術を発揮できるのは、プレッシャーに打ち勝つというより、プレッシャーを「バネ」にして強いゴルフができる「機械」のようなタフな部分がなければなりません。

申プロは多くの韓国人プロに見られるような、裕福な環境の中でゴルフ技術を高めたのではないようです。中学3年の時、お母さんを交通事故で亡くしました。教会の牧師をしているお父さんの支えでゴルフを続けてきました。環境が恵まれない中、大変辛い思いをしながら精神力を養ってきたのです。

天才ゴルファーと呼ばれる申プロは、スコアボードを見ないようにしてプレッシャーを軽減する普通のプロではありません。スコアボードをしっかり見て、追いつき追い越すという気持ちを強めると言われています。強い意志で体をコントロールしていることになります。「申プロには心臓がない」イコールマシンと言われる所以です。

申プロは、韓国国内のツアーで16回優勝し、そのうち9大会は最終ラウンドで大逆転で優勝しています。今回の全英女子オープン、日本でのPRGRレディースも、やはり逆転劇でした。今「ファイナルクイーン」と呼ばれているそうです。

ゴルフは技術もさることながら、強い精神力を技術(体)に転化させるトレーニングが必要なようです。プレッシャーを軽減したり、避けたりするということとは全く異なる、アグレッシブなタフさを身に付けることが必要なのでしょう。