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タイ・バンコクゴルフレッスンBLOG

短い距離のアプローチはパター感覚で

短い距離のアプローチはちょっとしたコツを覚えることで正確性がぐんとUPします。

この距離でザックリやトップでミスしてしまいスコアを悪くしている方には是非仕組みを理解した上、練習場でボールを打ち、コースで成功体験を積んでほしいと思います。

アプローチショットで易しいのはある程度距離がある場合だと思います。例えば30-50-75ヤードではクラブもある程度振らなければなりませんので、振り幅で距離感を覚えてしまえばそんなに難易度は高くないでしょう。

ですがカップまで10-15ヤードのグリーンに非常に近い場所で、パターで打ちたいけど打てない状況、例えば目の前にラフがある、砲台で距離感が難しいなどの場合は、どうしてもパター以外のクラブでアプローチショットをしなければなりません。

平らまたは多少の傾斜がある場合でも、アプローチは転がしが簡単です。打ち方は全くパターと同じといって良いでしょう。距離が短い場合はコックを使わないことは以前にもお伝えしていますが、手首を使うことは距離を出すことなので、このような短い距離の場合は手首をロックしたパタースタイルがミスを少なくすることができます。

使用クラブはPWやAWなどでしょう。SWの場合は56-58度などボールが上に上がりますので距離感は低く打つより難しくなります。ピッチエンドランから少し低めのボールをイメージします。スピンをかけて止めるというより、勢いの弱い低めのボールを打つイメージです。

練習すればすぐ分かりますが、シャフトが地面と平行になる位振っても手首をロックしているため、手とクラブヘッドの運動量の差が大きくないため、ヘッドスピードが上がらないため距離が出ないのです。

ただしグリーン奥にカップが切ってあり、20-30ヤード以上の距離がある場合は、多少手首をフリーにすれば距離感が合ってきます。コースの練習場で是非試してみて下さい。100切直前の方々には有効なショットになるはずです。

最後にアプローチで注意すべきはリズム感です。ゆっくり慌てずスウィングを心がけましょう。

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再度グリップの強さについて

以前にグリップの強さについて以下のようなものをお伝えしました。

1.ドライバーなどフルショットで飛ばす場合は、グリップはソフトに握る。
2.飛ばさないアプローチやパターはしっかり握る

コースで皆さんを見ていますと1と2が逆転しているように見受けられます。ドライバーやアイアンのフルショットの場合肩や腕に力が入りグリップは100%近い力で握りしめているように見えます。

アプローチやパターのように遠くに飛ばさない場合、逆にリラックスしすぎている感があります。スコアが100前後の方の場合、ロングパットの距離感が重要になりますが、手首を動かすことにより方向性と距離感が一定しません。

そこでもう一度グリップの強さについて考えて見たいと思います。

1.のソフトに握る効果はヘッドの可動域を大きくすること、ヘッドスピードをアップする効果があります。この場合は正しいグリップで握る必要があります。なぜなら誤ったグリップでは、ソフトに握ってもヘッドが正しくターンしません。また、インパクトゾーンでフェースが開いたり閉じたりしてはボールが左右に曲がることに繋がってしまいます。

1.の効果を高めるには、肩の力を抜き腕をリラックスさせることが大切です。肩と腕がリラックスできればグリップは自然に柔らかく握ることが出来ます。飛ばしたい方、真直ぐボールを打ちたい方は、手のひらではなく、指の付け根で握るソフトグリップをお勧めします。

2.の飛ばさないコントロールショットやパターはしっかり握ってください。手首が動くということはヘッドの可動域が大きくなるため、ヘッドが走りスピードがアップします。飛ばす必要が無く、コントロールしたい場合は手首を使わない方が都合が良いのです。

まとめ
1.フルショットはソフトグリップで手首を使って飛ばす。
2.短い距離のアプローチやパターは手首を極力使わない。
3.握り方は指の付け根でグリップするソフトグリップ(パターを除く)

ショット前にすべきこと

コースレッスンは毎月行っていますが、先日のコースレッスンで特に感じたことがありましたのでお知らせします。

それはショットの前にすべき重要なことを省略して、いきなりショットをしてしまうことです。今回はこの重要な動作を省略することで起こるミスも含めてお話ししたいと思います。

ショットをするためには、まず目の前の景色を確認するとこらからスタートします。目の前の景色はショットによって毎回変わりますが、自分の球筋も考えながら、危険個所を避けて飛ばすべき場所を特定しなければなりません。

ドライバーの場合は自分の飛距離、球筋を考慮して、危険個所を避け目標を設定します。遠くに見える樹木や花などの景色を特定し目標を決め、その上で目標とボールを結んだ線をイメージします。

この線上でかつボールから50-100cmのところにスパッツを決め、その線と平行に立ちます。これで目標に正しく立てるはずです。勿論右肩が出ていないかというチェックも忘れてはいけません。

アイアンに関してはグリーンに乗せる場合を想定してみましょう。まずはボールの後ろに立ちグリーンを確認します。旗が左に立っている場合は右に、右に立っている場合は左に打つ、つまりどんな場合も基本はグリーンセンター狙いです。

アイアンの場合はフェアウェイを外した時は、傾斜地になる可能性があります。グリーンを見るだけではなく、ボールがある地面の観察は絶対にすべきでしょう。傾斜地なのに平らだと思い、スタンスを取りショットをすることでミスが高確率で発生します。

グリーンを外した場合のアプローチはスコアを決める重要なショットになります。10-30ydsの場合は積極的にグリーンまたはグリーン近くまで来て形状や落とし場所、そして距離を特定して下さい。

ボールがある芝目をチェックすることはとても重要です。順目なのか逆目なのかを実際にクラブを振って確かめる必要があります。

最後はパターです。パターはグリーンに上がる時に大まかな形状をチェックすることから始まります。いきなりボールの近くに行くのではなく、グリーン自体が饅頭型なのか手のひら型なのかチェックすることです。そしてボールとカップのライン、傾斜、距離等をチェックします。

グリーン上でいきなりボールをマークするのではなく、これらの作業つまり情報収集しなければなりません。勿論これらの動作は素早く行います。

そして必ずボールとカップを結んだ線の反対側からも確認することです。ボール側からカップを見るだけではなく、反対側から見ることでより具体的なラインと傾斜が分かるはずです。

ざっと挙げてみましたが、このようなショットをする前の重要な手順が疎かになっています。実はこれらの動作はプロや上級者は同然のようにチェックしている動作なのです。

これらの動作を行った上でのミスは、動作を行わずミスをする場合と次元が違うことなのです。

2019年 今年の目標は?

当スクールは駐在員の方がメインですが、5~10年前は40~60歳前後の方が圧倒的でした。最近は20代後半から40歳位までの方が多くなっています。駐在員の若年化が進んでいることなのでしょう。

タイに赴任してきますと半強制的にゴルフをしなければなりません。日本ではゴルフに全く興味がなく、あったとしても敷居が高い為、ゴルフをすることが無い状態からタイへ赴任が決まります。

タイに出張等で何回か来られた後に赴任される場合は、情報を収集していますので日本でクラブを購入しタイに赴任しています。中々しっかりしていますね。

このような場合は、レッスンもすぐ受けたら良いというアドバイスもあるのでしょうか、タイに赴任後すぐレッスンを受講される場合が多くなっています。

タイでの赴任期間は皆さんの話をお聞きしていますと4~5年のようです。どんな初心者の方でも3年あればゴルフは上達しますので、是非赴任期間内は真剣取り組んで欲しいです。身につけた技術は財産であり、日本に本帰国しても十分活用できる技術なのですから。

ゴルフ歴数年以上の経験者の方には、ゴルフ技術が停滞下降する、思ったように上手くならない最大要因は「不要な慣れ」とお伝えします。このコラムで何回もお伝えしています。ナイスショットにもミスショットにも分析や反省がなく、モチベーションが少しずつ低下していることに気が付かない状態で、時間が経過することが最悪の状況を作る元凶なのです。

このような場合には是非基本に立ち返り、ゴルフの組み立てをした方がよさそうです。コースでは無理なこと、無茶なことが自然に起こっているのであって、通常の精神状態では行わないようなことをするのが現場でのゴルフなのです。

基本に立ち返るとは、大きなスウィングが出来なくなった時にはハーフスウィングに戻すこと、それでも上手く行かない場合にはさらに小さなスウィング、ハーウェイバック(バックスウィングでシャフトが地面と平行)からのスウィングでスウィング軌道を調整すればショットは安定します。

そしてこの小さなスウィングこそが、アプローチの技術につながるのですから重要と言わざるを得ません。

今年は初心者の方から上級者の方まで是非ともして欲しいことがあります。それはショットが良くても悪くても分析するということです。良ければ自分を「褒めてあげる」、悪い場合は「なぜなのか」と分析する、その後に「練習場で修正する」この基本的なことを是非実行してほしいと思います。

2019年が素晴らしい年になりますよう祈念しております。


練習場シングル

皆さんは練習場シングルという言葉をご存知だと思います。

練習場ではシングル級のボールが打てるのに、本番ではシングルに程遠いボールでショットが乱れ、スコアメイクが出来ないゴルファーのことをさします。

まず何故練習場ではシングルクラスのボールが打てるのかを考えて見ます。

1.練習場では一球勝負はありません。失敗しても何球か打って失敗を調整できます。
2.そのためミスすることで発生するメンタル面での不安はありません。
3.ボールは数多く打つためじっくり考える必要もなく、ある意味テンポよくボールを打つことが出来ます。

ところが本番になると練習場と大きく違う事態となります。なぜ練習場と同じショットが打てないのでしょうか?

本番と練習場の違いを考えて見ましょう。
1.コースは一球勝負なのでプレッシャーがかかる
2.平らな場所は少なくショットが上手く出来ない
3.スウィングリズムや力加減が一定しないため飛距離が異なり、曲がる。
4.バンカーや池での対応が出来ない

大きく上げると以上になると思います。

確かに練習場のマットは滑るように考案されていますので、多少のダフリもカバーしてヘッドが前に出ていきます。ミスショットしていてもあまり気が付かない、気にならない。このような状況でいつもボールを打っているため本番のコースの芝との違いに気が付く必要があります。コースの芝生にはショットに対し、強い抵抗があるといっても過言ではありません。

いつも同じテンポで打つことも必要です。練習場ではポンポン打てるのに本番では考えすぎてしまうケース、逆にラフなどの芝の状況をチェックすべき時にさっと打ってしまうことなど色々あります。

特にショートゲームのアプローチやパターなどでは、グリーンまでの距離や落としどころ、パターでは傾斜や距離感などほとんど気にしないで打っているゴルファーを見かけます。情報収集はショットの前には不可欠ですので寄らない、入らないのが普通です。

本当のシングルプレイヤーは、何気なくプレイしていますが、物凄い情報収集能力があるといっても良いでしょう。この状況で何をすべきが分かっているといった方が良いかもしれません。

ここで一日も早くシングルに近づくための練習方法と考え方を提案します。
1.ショットの目標は迅速に正確に設定すること
2.練習場でのショットのスウィングテンポを少しゆったりすること
3.練習場ではしっかり地面をたたく練習をする
4.斜面を想定したショットの練習をしてみる
5.逆境に対応できるメンタルを養う

等ではないでしょうか。

これらが出来れば逆境にも強くなり、ピンチから脱出できるはずです。
練習場シングルから脱却するためには、技術とメンタルの両面を鍛える必要があるのではないでしょうか。

スウィングの軸とは

正しいスウィングを身につけるためにはスウィングの軸をキープする必要があります。今回はスウィングの軸についてです。

ゴルフスウィングには軸と言われるものが存在します。正面から見た場合こめかみからへその正面軸と呼ばれるもの、セットアップしボールと向かい合った時の前傾角度の前傾軸のことです。

正面軸と前傾軸がスウィング中、特にインパクトゾーンで動かないことが大切です。

正面軸はバックスウィングの開始時に右に動きやすく、スウェーに繋がります。スウェーは正面軸つまり頭が動くことと、腰が右に動くことに伴って右ひざが右に流れる複合的な動きで発生します。
スウェーをすることでインパクト=打点が定まらなくなり、ダフリ・トップが頻発します。

正しいスウィングが体の正面軸をキープしたまま体を回転させることに対し、正面軸が左右に動くスウェーによる直線的な動きでボールを打とうとするため、ボールが上がらなくなることが良くあります。右に動き目標方向に体が突っ込んでいることによるミスです。

一方前傾軸はどうなのでしょうか。

最も多いミスはバックスウィング開始時に前傾がきつくなる、バックスウィングからトップにかけて伸び上がる、そしてインパクト直前で伸び上がる動きで前傾角度が変わることの3点が典型的なミスになります。

バックスウィング開始時に前傾角度がきつくなりボールに近づく場合、正面軸をキープしたい願望があり、頭を動かしたくない意識が強く、ついボールに近づいてしまいます。左肩が下がりながら近づく場合がほとんどですので、ボールをぼんやり見るようにし、回転する意識を持てばスムーズはトップにつながると思います。

バックスウィング特にシャフトが地面と平行になるハーフウェイバック辺りから体が起き上がるスウィングをしている場合があります。前傾軸を回転しながらトップを作るという認識がまだ薄く、右腕で重い物を持ち上げるような動作になる場合トップでの伸び上がり動作が見られます。回転しながらトップを作る訓練が必要です。

最後にインパクトゾーンでの伸び上がり動作です。確かにインパクト後に前方への起き上がり動作はスウィングには必要です。でもボールを打つ遥か手前=インパクトゾーンに入る前から伸び上がることはミスショットに繋がります。

インパクト直前まで正面軸と前傾軸をキープし、ボールと体の距離が変わらないようにする必要があります。インパクトからフォロースルーで腕が伸びるまで二つの軸はキープしなければなりません。

今回のテーマである正面軸と前傾軸のキープの重要性は平坦ではない場所で顕著に現れます。

難しい斜面になればなるほど軸のキープが重要になり、軸が動けばすぐミスになるということです。例えば前下がりの斜面からのショットをする場合、腰を落とし腰かけたようなスタイルで正面軸と前傾軸を意識します。大振りをせずコンパクトなスウィングを心がけるという意味は、二つの軸を少しでも動かすことによって空振りやチョロのようなとんでもないミスにつながるということなのです。

また大きなスウィングトップを必要としないアプローチショットでも軸のキープが絶対必要になってきます。10-20ヤードのアプローチで上半身が左右に動いた場合はダフリ・トップになりやすく、正面軸が動き上半身から打ちに行った場合はすぐシャンクという大きなミスにつながります。

反面ドライバーのような大きなスウィングでは正面軸や前傾軸は多少のブレがあっても吸収できます。吸収とは動きがダイナミックであるため多少のブレでもなんとか当たるという意味です。ドライバーのフェースの大きさとティアップして打ちやすくすることがその証左です。

アプローチのような小さなスウィングをする場合や平坦地ではない難しい斜面でショットをする場合特に軸のキープが重要になることを理解して下さい。

今回は少し分かりにくいかもしれませんが、是非二つの軸=正面軸と前傾軸のキープを意識して練習されたら良いでしょう。ミスが格段に減ると確信します。

飛ばさない勇気と技術

ゴルフショットは真直ぐ遠くまで飛ばすことが理想です。がラウンド中飛ばさないことが求められる場合があります。今回は飛ばさない勇気と技術についてです。

ドライバーは真直ぐ遠くまで飛ばしたいものです。同伴者より少しでも先に行ってくれれば特に嬉しいです。こんなことはゴルファーなら誰でも思うことです。

でも皆さん考えて見て下さい。ドライバーを真直ぐ遠くまで飛ばしたからと言ってスコアが良くなるという保証は全くありません。確かにドライバーは「ゴルフの華」と言われ派手な部分ではあります。しかしその次、またその次が上手く行かなければ決して良いスコアでは上がれません。ドライバーショットは派手ですが、そっとそこにある、可もなく不可もなく出来れば良い、ベストはフェアウェイですが悪くても少しラフ程度で良いのです。

問題の第二打以降の話になります。ラフに入った場合です。深いラフでボールがすっぽり埋まっている場合どう対処しますか?一打目が林の中に入ってグリーンを狙えない場合どうしますか?

このようなシチュエーションでは、飛ばさない勇気、飛ばさないマネージメントが必要になります。飛ばさないということを簡単に説明しますと、飛ばさないイコールミスの連鎖を回避するということになります。ラフからグリーンを直接狙うことは絶対的に距離が必要になる場合が多く、無理して狙ってもラフの芝に負けてまた深いラフに入ってしまうことは避けるべきです。この場合の飛ばさない勇気は、グリーン方向とは異なるかもしれない安全なフェアウェイに出すことを指します。

林に入った場合も同様です。グリーン方向の僅かな空間を狙っても成功するはずがありません。そのような練習を全くやっていないからです。練習場で出来ないこと、したことがないことをせずに、素直に横のフェアウェイに出すことです。

飛ばさない勇気をもってフェアウェイに出す場合、注意しなければならないことがあります。距離を出そうとして欲を出さないことです。ラフからフェアウェイに出すには5-7番アイアンよりPWです。林から脱出するにはFWではなく低い弾道が打てるアイアンが良いでしょう。

このように安全確実にフェアウェイに出した後は、やりたいことをやれば良いと思います。チャレンジするのも、安全に固くいくのも選択肢です。もしグリーンを外れたら、いつも練習しているのアプローチで寄せれば良いだけです。

ゴルフショットは二度と同じシチュエーションに遭遇することが無いといわれています。毎回ショットは違う状況ですると言っても良いでしょう。そのような状況で飛ばす勇気、飛ばさない勇気の使い分けがスコアに反映されるという仕組みを是非分かって欲しいと思います。そして飛ばさない技術を練習場で練習すべきでしょう。

スコアがまとまらない方の多くは、難しい局面での対処に無理がある場合が多いと思います。斜面やラフ、林の中や木の根元にボールがあるときなど難しい状況にすぐ対応できる「引き出し」が不可欠だと思います。こんなときどうすれば良いのかじっくり考える時間はありません。多くの情報を持ちすぐ対応できる技術がコースラウンドでは求められるのです。

その意味では練習場で難しい状況を再現し、対処する練習は必要でしょう。思い切り体を左や右に傾けたり、膝を90度近く曲げて前下がりの状況を作り打ってみることです。コースラウンドでミスした状況を思い出し、やって見られたら如何でしょう。大切なことは軸をキープし、上下動や左右にぶれないこと、飛ばすという意識は持たないこと、70%程度に抑えたバランスの良いショットをすることです。

当たらないその時は-2

前回に引き続き突然当たらなくなる状況での対処方法を考えて見ましょう。

ドライバーの場合は、ボールの位置が重要なポイントになりますが、アイアンの場合はどうなのでしょうか?

アイアンのボールの位置、スタンスの中央なのか左足よりなのかは球筋には影響します。しかし突然当たらなくなるようなことはなく、重要度はないような気がします。本当のところどうなのでしょう。

アイアンショットで重要なのはボールと体の距離ではないでしょうか。近すぎるとインパクトゾーンでの腕の動きが窮屈になります。手をこねたり、押し出したり結果的にミスになりやすく、スライス系になると思います。ボールと体が遠い場合は逆になります。ヘッドをボールに合わせようと腕が伸びる結果となり、ヘッドがクローズになりやすくなります。又は上体で打ちに行くこととなりアウトサイド軌道でヘッドがクローズの低いフックまたは引っ掛けのようなボールが出やすくなります。

それでは適正なボールとの距離はどのくらいが正しいのでしょうか。一般的にはグリップエンドから体まで(ベルトライン・へそ)拳一個以上二個未満となります。しかしこの場合は全ての方に共通する距離ではありません。身長・腕の長さ・前傾姿勢・クラブの長さ等によりすべてのクラブ、すべての人に共通するとは言えません。個人差があるという前提でとらえて下さい。

アイアンショットの場合ヘッドの動きは、インパクトを迎えた後に地面からさらに下に動きます。ボールの左側に最下点があるため、実際の動きはボールをヒットした後ターフを取る、または芝を低く削る動きとなります。

このようなアイアンショットのヘッドの軌道を理解すれば、ボールを打った後もヘッドが低く前に出なければならないことが分かります。インパクトゾーンでボールをダウンブロー気味に上からヘッドを入れる動作は、真直ぐボールを飛ばすため、ヘッドにボールを乗せるための不可欠な動作なのです。

総合的に考えた場合、アイアンショットのミスの大半が起き上がり動作によるものと考えられます。つまりは地面を打てないミスなのです。地面を打つとはボールの手前を打つことではなく、ボールの左側の芝を削ることによりフェースにボールを乗せることなのです。

ラウンド中後半になると疲れてきます。なぜ疲れるのかと言いますと様々理由があります。力が入り過ぎるショットを続け、ボールに向かい合ってから考えすぎる、成功よりミスが多くなる結果、肉体的にも精神的にも徐々に疲れが増していきます。

このようになると下半身が動かなくなり、次第に上半身だけのスウィングになります。またトップからダウンにかけての切り返しで左に乗れなくなりますので右に体重がかかった状態でインパクトしようとします。ヘッドはボールの手前つまり右側におりてきます。

アイアンの最下点はボールの左側にあるのですが、体重移動ができなくなるにつれてボールの右側に移動してきます。これが疲れた場合のダフリ現象です。ジャンプするなどして重心を下げ、正しいボールポジションにヘッドが降りてくることを素振りで確認する必要があります。

ミスの連鎖はこのような状況で起こりやすく、自分で修正できないままミスを続けることが多いのです。是非正しい分析を行い対処してほしいと思います。

当たらないその時は-1

練習場で良いショットが打てていて、突然当たらなくなることがあります。原因を追究しますが簡単に分かりません。あれこれ考えながら打っているうちに修正出来たことがあると思います。でもこれがコースで起こった場合は大変です。

今回はコースでドライバーが突然曲がりだした、当たらなくなった場合の原因と対処方法を考えてみます。

ドライバーの当たらなくなる原因はボールの位置にあるといっても過言ではありません。ボールはアイアンのようなスタンスの真ん中から左にあるのではなく、基本的には左足踵の延長線上にセットされます。この場所は通常スウィングをした場合、最下点はボールの手前にあります。ドライバーのヒッティングポイントは最下点を過ぎた場所で、ヘッドが上がりかける場所にあります。

この場所はスウィングによる個人差がありますし、体調により多少は少し右足寄りに移動すると考えられています。
ボールが正しい位置から左側過ぎる場合は、ボールが捕まらなくなりスライス・プッシュアウト系の弾道となります。

反対にボールが正しい位置から右側つまりスタンスの中に近くセットされた場合は引っ掛け、チーピン系フックが出やすくなります。

上記はスタンスとボールの横位置についてですが、さらに体とクラブの間隔、縦位置もショットに重大な影響を与えます。

体とグリップエンドの間隔は体形や構え方により、個人差があります。一般的にはセットアップ時に腕の力を抜いてチェックした場合、グリップエンドと体、へそまたはベルト周りまでの間隔は、拳一個または一個半と言われています。前傾姿勢を取り、グリップした後右手を放し手のひらを上にして拳を作ります。そのままグリップエンドとへそやその周辺までの距離を計ってみて下さい。1~1個半の範囲内であれば良いでしょう。

体とグリップエンドまでの間隔は個人差はありますが、一般的には近すぎる場合はスライス、遠すぎる場合はフックと言われています。

体とグリップエンドが近い場合はインパクトゾーンで腕が窮屈になりヘッドが加速できないなどが考えられ結果としてボールに当たらなくなる、当たってもスライス系になるということです。反面体とグリップエンドが離れすぎて構えた場合フラットなスウィングになりやすく、インパクトでヘッドがターンしやすくフックしやすくなります。上体が被ってインパクトした場合は低いフックやチーピンになります。

このように正しいインパクトを迎えるためにチェックすべき点は以下になります。

1.ボールが左かかとの延長線上から左に出ていないかどうか(ボールが左過ぎないか)
2.ボールが左かかとの延長線上から右に入りすぎていないかどうか(ボールが右過ぎないか)
3.体とグリップエンド(手)が近過ぎないか
4.体とグリップエンド(手)が遠過ぎないか

スウィングが毎回違う、ボールの行方が一定しない、距離が出ないなどの場合、まずボールポジションを適正な場所にセットすることから始めてみたらいかがでしょう。

いつでも簡単に練習その3

いつでも簡単にできる練習は、2-3月にお知らせしました。今回は練習方法続編その3をお伝えします。
今回はスウィング体重移動などの基本動作です。

1.鏡を見ながらスウィングする
鏡に自分を映しながらスウィングすることで、体の左右の動きと上下の動きの両方をチェックすることができます。

軸が左右に動くことはダフリやトップにつながるため、軸の中心になる頭と腰がなるべく動かないようにすることが大切です。左右に動くことはパワーロスにつながるため飛距離が出なくなります。上下の動きも危険な動きです。
多くの方がバックスウィングで左肩が落ちる(下がる)または前傾姿勢がより強く前かがみになります。バックスウィングからトップで肩が落ちる、ボールに近づいて行く動きは、体のスムーズな回転に繋がらないためインパクトでボールのある場所にヘッドが戻らなくなります。この場合は殆ど手前にヘッドが降りてきます。

練習はクラブを持たなくてもできます。腕を胸の前でクロスさせ、頭は鏡を見たまま前傾します。前後左右に軸が動いていないことを確認して捻転と解放の練習をしましょう。チェックポイントは頭が動かないこと、腰が左右にずれないこと、同じリズムで行うことです。

2.前傾姿勢をしたまま壁に頭をつける
体幹(上体)の捻転と下半身優先の開放の練習です。

鏡を見たままスウィングすることの変形です。頭を壁に付けているので軸の動きが良く分かります。段々慣れてくると頭が全く動かなくなることが自覚できます。この練習方法は頭をつけたまま捻転と解放を行いますが、必ずダウンスウィングで腰から始動することを意識し、フィニッシュでは左軸足1本に乗ることです。自然にインサイドアウトインの緩やかな円運動が身につくはずです。

3.距離感を養う
スコアにすぐ反映されるアプローチの距離感を養う

アプローチの距離感はコースの状況で大きく変わります。ホールによって同じ20ヤードでも遠くに見えたり近くに見えたりすることがあります。これはグリーン周りやグリーン奥の景色その他が自分の感覚に影響を与えているからです。

すぐできる距離感の練習方法は、あそこまで何ヤードと考えることを習慣にすることです。そしてその距離を歩測することです。5~10ヤード、10~20ヤードの距離で十分です。
家の中では5~10ヤードの距離にごみ箱またはクッションなどを置きボールを下手投げで投げてみて下さい。見た感覚と投げる感覚のコラボがアプローチと言われます。ボールを投げられない場合は体の動きだけでも良いでしょうし、プラスチックの飛ばないボールも販売されていますのでそちらを使ってもよいでしょう。


4.同じ位置で足踏みをする
スウィングは軸をキープして体重移動をしながらボールを打つ動作です。

日ごろから1分間に60-70回のリズム感を養い実際に立ったままで足踏みをしてみましょう。

同じスウィングができない場合の根本原因は、リズム感が乱れた時つまりリズムが速くなった時です。クラブを持てばベターですが持たなくても構いません。

最初は真直ぐ前を見てリズムに合わせて手を振りながら足踏みをします。スウィングが体重の移動であることは当然のことですが同じ強さ同じテンポを維持継続することが難しいということなのです。
次に足を上げない足踏みです。足を上げない足踏みができればすぐコースで使えます。足を上げなくともしっかり体重の移動ができるということになります。